明太子の一歩手前

明太子の一歩手前

博多入後がサバイバル、ふくや行きへの狭き門

実は、原料のたらこはすぐに「明太子」にはなりません。この過程を知らない方は多いはず。
仕入れた原料は、博多にある専門加工業者へ託されます。この時点で「ふくやの明太子」になる確約はされていません。加工過程の中で「ふくやの明太子」となれる原料を選別します。
「ふくやの明太子」になれる原料を加工できる業者は、わずか6社のみ。ふくやが指定する厳格な加工基準を厳守する信頼できる工場で作っています。
工場では「【原料解凍】→【洗浄】→【塩蔵※塩漬けにして保存する方法】→【異物除去、選別】→【冷凍】」の工程を行います。この過程の中で門外不出の「ふくやレシピ」が施されます。これがふくや自慢の「プチプチッとした粒立ち」を生み出します。ふくやはこの塩蔵の過程で他の調味料を一切加えません。明太子となる漬け込みまで味を加えないのが「ふくや流」。

 

原料たらこの塩蔵工程原料たらこの塩蔵工程原料たらこの塩蔵工程原料たらこの塩蔵工程

味の良い明太子、創業者から受け継いだ伝統の味を保つには、原料の良さが命。ふくやが設ける検査項目は多岐に渡ります。そのため「業者泣かせ」「原料泣かせ」と言われるかもしれませんが、高品質なたらこの中でもさらに、上質なものをお客様に味わっていただきたい一心で「ふくや基準」を設けています。

手仕事で生まれる明太子 >
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